ABOUT ISHINOMAKI KAWABIRAKI FESTIVAL

石巻川開き祭りについて

 治水で石巻の街を救った川村孫兵衛重吉扇に対する報恩感謝の祭りとしてはじめられたこの「石巻川開き祭り」、夏祭りならではのエネルギッシュなイベントを前に、供養祭や川施餓鬼供養祭などの祭典行事が厳粛にとり行われています。川開き祭りは、川の恵みに感謝するとともに、ご先祖様の供養のために始まったお祭りなのです。
石巻川開き祭りの歴史はこちらから

 

川施餓鬼供養祭は、川や海で亡くなられた方々の霊(みたま)をお慰めするために行われます。
この行事の歴史は古く、初代石巻市長の石母田正輔氏が「石巻の生命は北上川にかかっている。川開きをただのお祭り騒ぎに終わらせず川の霊を慰めよう」と呼びかけて川開き祭りと一緒に開催されるようになりました。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、石巻市は最大の被災地として多くの市民が犠牲になりました。石巻川開き祭りでは、東日本大震災の犠牲者を慰霊するため、平成23年より行っており、令和5年の第100回記念大会では、13回忌法要を執り行います。会場内には焼香台が設置され一般参列の方もご焼香頂けます。

 
石巻川開き祭りでは、古くから流燈が行われていました。平成23年3月11日に発生した東日本大震災で多くの市民が犠牲になった霊(みたま)を慰めするために流燈が流されます。